「もっと食事を減らさないと痩せませんよね?」
そう思っている方は少なくありません。
しかし実際には、ダイエットは根性や我慢の勝負ではありません。
体脂肪がどのように蓄積され、どのように使われるのか。
その仕組みを理解することで、ダイエットは驚くほどシンプルになります。
今回は「体脂肪が落ちるメカニズム」をわかりやすく解説します。
目次
そもそも体脂肪とは?
体脂肪とは、身体が余ったエネルギーを貯金している状態です。
例えば、
- ご飯
- パン
- 麺類
- お菓子
- ジュース
- お肉
- 揚げ物
などを食べると、身体はそれをエネルギーとして利用します。
しかし、使い切れなかったエネルギーは身体に蓄えられます。
それが体脂肪です。
つまり体脂肪は悪者ではなく、私たちが生き延びるために備わった「エネルギーの貯金箱」なのです。
身体には3つのエネルギータンクがある
実は身体にはエネルギーを保管する場所が3つあります。
イメージしやすいように、お金に例えてみましょう。
① 今食べたもの(財布の現金)
食事をした直後に使われるエネルギーです。
最も取り出しやすいエネルギーになります。
② グリコーゲン(普通預金)
糖質を身体に貯金した状態です。
主に筋肉と肝臓に保存されています。
身体はまずこのグリコーゲンを優先的に使います。
③ 体脂肪(定期預金)
長期間保存できるエネルギーです。
身体は必要に応じてここからエネルギーを取り出します。
つまり、
財布の現金
↓
普通預金
↓
定期預金
の順番で使われるイメージです。
グリコーゲンって何?
グリコーゲンという言葉を初めて聞く方もいるかもしれません。
簡単に言うと、
「身体に貯められた糖質」
です。
例えば、
- ご飯
- パン
- うどん
- パスタ
- 果物
などを食べると糖質が身体に入ります。
その一部は筋肉や肝臓に貯金されます。
これがグリコーゲンです。
運動中や日常生活で身体を動かす時、まず使われるのはこのグリコーゲンです。
だから糖質は悪者ではない
ダイエットをすると、
「糖質は太るから食べてはいけない」
と思う方がいます。
しかし糖質そのものが悪いわけではありません。
問題は、
使う量よりも食べる量が多いこと
です。
車に例えるなら、
ガソリンが悪いわけではありません。
使わないのに入れ続けるから余るのです。
糖質も同じです。
体脂肪はいつ使われるの?
では体脂肪はいつ使われるのでしょうか?
身体はまず、
①今食べたもの
②グリコーゲン
を使います。
それでもエネルギーが足りなくなると、
③体脂肪
を使い始めます。
つまり、
体脂肪が減るということは、
身体が体脂肪をエネルギーとして使っている状態
なのです。
体脂肪はどこへ消えるの?
ここで多くの人が勘違いしています。
体脂肪は、
- 汗になる
- 尿になる
- 便になる
と思われがちです。
しかし実際は違います。
体脂肪の多くは、
呼吸によって身体の外へ排出されます。
脂肪は呼吸で出ていく
体脂肪は分解されると、
最終的に
- 二酸化炭素
- 水
になります。
二酸化炭素は呼吸によって肺から排出されます。
水は、
- 汗
- 尿
- 呼気
として排出されます。
つまり、
体脂肪
↓
分解
↓
エネルギーとして使う
↓
二酸化炭素と水になる
↓
呼吸や汗、尿で排出
という流れです。
「痩せる=脂肪を息として外へ出している」
と言うとイメージしやすいかもしれません。
なぜ筋トレが大切なのか?
ここからが非常に重要です。
多くの人は、
「筋トレは筋肉をつけるため」
と思っています。
もちろんそれも正解です。
しかし実は、
筋肉にはもう一つ大切な役割があります。
それが、
グリコーゲンを貯める倉庫になること
です。
筋肉はエネルギー倉庫
筋肉が少ない人は、
グリコーゲンを貯められる量も少なくなります。
すると余ったエネルギーは体脂肪として蓄積されやすくなります。
一方で筋肉が多い人は、
グリコーゲンをたくさん貯めることができます。
つまり、
筋肉が少ない人
↓
小さな倉庫
筋肉が多い人
↓
大きな倉庫
という違いがあるのです。
筋トレは痩せやすい身体を作る
筋トレをすると、
筋肉量が増える
↓
グリコーゲンを貯められる量が増える
↓
糖質を上手に利用できる
↓
体脂肪として蓄積されにくくなる
という流れが生まれます。
だから筋トレは単にカロリーを消費するためではありません。
身体そのものを、
エネルギーを上手に使える状態へ変えていくために行うのです。
No Limitが考えるダイエット
私たちは、
「とにかく食べない」
というダイエットはおすすめしていません。
大切なのは、
- 身体の仕組みを知る
- 適切に食べる
- よく寝る
- 身体を動かす
- 筋肉を育てる
ことです。
ダイエットとは体重を減らすことではありません。
身体がエネルギーを上手に使える状態を作ることです。
まとめ
体脂肪は身体のエネルギー貯金です。
身体には、
- 今食べたもの
- グリコーゲン
- 体脂肪
という3つのエネルギータンクがあります。
身体はまず今食べたものやグリコーゲンを使い、それでも足りなくなると体脂肪を使います。
そして使われた体脂肪は、最終的に呼吸や汗、尿として身体の外へ排出されます。
ダイエットは根性ではありません。
身体の仕組みを理解し、そのルールに沿って行動すること。
それが無理なく続けられるダイエットへの第一歩です。
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